ツキノワグマ

Ursus thibetanus G. [Baron] Cuvier, 1823
ツキノワグマ
Photo: Guérin Nicolas (messages) / CC BY-SA 3.0 · Wikimedia Commons1 / 8

解説

食性

主に植物食中心の雑食性である。殆どの時期で植物の葉、果実、種子などの植物食を主食としている。動物質のものを食べる場合も殆どは昆虫である。ドングリにはタンニンが大量に含まれ多食は有害であるが、ツキノワグマの唾液にはタンニンを中和する成分が含まれている。

行動

原則的に昼行性とされるが、季節や人間活動によって生活リズムを変えている。木登りは得意でしばしば樹上に居座り、枝を折って枝先の果実などを食べている。冬季になると夏季より標高の低い場所へ移動する。冬眠中に排泄も行わない。子殺しを行うことがある。

社会

個体差が大きいとされている。

繁殖

繁殖様式は胎生である。主に2頭の幼獣を産む。授乳期間は3か月半である。幼獣は生後1週間で開眼する。生後3 - 4年で性成熟する。

人との関わり

ツキノワグマは東アジアやロシアでは力や男性的なものの象徴とされ、ドイツなどでは女性的なものとして扱われる地域がある。人に近い存在として神聖視され、人と交わって子を宿したという話がアジアやアメリカ原住民にも見られる。ツキノワグマは農業、林業、水産業などで物損または人身被害を引き起こしており、日本では果樹やトウモロコシ類への被害が多い。

この解説は Wikipedia 日本語版「ツキノワグマ」(版 111205054)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 823 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

動画

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写真

亜種

  • Ursus thibetanus formosanusSwinhoe, 1864
  • Ursus thibetanus gedrosianusBlanford, 1877
  • Ursus thibetanus japonicusSchlegel, 1857
  • Ursus thibetanus laniger(Pocock, 1932)
  • Ursus thibetanus mupinensis(Heude, 1901)
  • Ursus thibetanus thibetanusG. [Baron] Cuvier, 1823
  • Ursus thibetanus ussuricus(Heude, 1901)