ホッキョクグマ

Ursus maritimus Phipps, 1774
ホッキョクグマ
Photo: Alan Wilson / CC BY-SA 3.0 · Wikimedia Commons1 / 8

解説

食性

主にワモンアザラシを食べる。他にはアゴヒゲアザラシやズキンアザラシやタテゴトアザラシを食べる。アザラシだけでなく、セイウチやシロイルカ、イッカクなどの小型の鯨類も食べる。夏季には鳥類や魚類、植物質、海藻も食べる。ワモンアザラシは獲物の9割を占める。

行動

冬季には流氷の南下に伴い南へ、夏季には北へ移動する。1日あたり70 kmを移動することもあり、年あたり1120 kmの距離を移動した例もある。流氷の間を数時間にわたって泳ぐことができる。陸上での走行は短距離であれば最高40 km/hを出すことができる。夏季には風通しの良い場所に直射日光や外敵から逃れるための巣穴を作る。

社会

交尾相手のメスをめぐり、オス同士が争うこともある。子グマを連れたメスはオスを大変に恐れ、警戒する。

繁殖

繁殖形態は胎生で、3 - 6月に交尾を行う。妊娠期間は195 - 265日で、メスは冬ごもりの巣穴の中で11月 - 翌1月に1 - 4頭の幼獣を産む。幼獣は生後28か月は母親と一緒に行動し、生後5 - 6年で性成熟する。子供が巣穴から出るまで、母親は水分補給以外は絶食状態であり、絶食期間は最大8か月とされる。生後21年で繁殖を行ったメスもいる。

人との関わり

気候変動や海洋汚染などによりホッキョクグマの生息環境が脅かされている。飼育下では馬肉や魚類などを餌とし、栄養バランスを考慮して果物や野菜も与えられている。保護した仔を野生に戻すため、他の野生の子連れ母熊を里親にする方法がある。ホッキョクグマの肉は食用となり、毛皮は防寒具として使われてきたが、肝臓には高濃度のビタミンAを含むため人間が食べると死ぬ可能性がある。カナダでは非居住者に対しても狩猟が合法化されており、観光客による商業狩猟が社会問題となっている。

この解説は Wikipedia 日本語版「ホッキョクグマ」(版 110399309)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 6,686 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

動画

  • 【東山動植物園公式】フブキいつもと同じ朝(2026.9.9朝撮影)《 ホッキョクグマ クマ 》

    東山動植物園

  • 【東山動植物園公式】DAY&NIGHT ホッキョクグマのフブキ~2026東山動植物園ナイトZOO(ナイトズー)~《 ホッキョクグマ 》 #short

    東山動植物園

  • 【アーカイブ】国際ホッキョクグマの日講演(2026年2月22日)

    神戸市立王子動物園公式

  • 【アーカイブ】国際ホッキョクグマの日講演会(2025年2月24日)

    神戸市立王子動物園公式

  • ホッキョクグマ 2022年2月27日10時撮影

    東京ズーネットYouTubeチャンネル

  • ホッキョクグマ 2022年1月18日11時撮影

    東京ズーネットYouTubeチャンネル

写真