カニクイアザラシ

Lobodon carcinophaga (Hombron & Jacquinot, 1842)
カニクイアザラシ
Photo: François Guerraz / CC BY-SA 3.0 · Wikimedia Commons1 / 8

解説

食性

食性は動物食で、主にナンキョクオキアミを餌とする。夜間に表層に浮かぶオキアミを海水ごと口に入れ、臼歯で濾しとり歯の隙間から海水を排出して食べる。他に軟体動物や魚類なども食べるが、名前に反してカニは食べない。

行動

天敵としてはシャチやヒョウアザラシが挙げられる。ヒョウアザラシに襲われ、平行な2本の傷跡を持つ個体も多い。授乳期間を終えると、幼獣は外敵から身を守るために群れを形成する。

社会

群れは形成せず、単独で生活する。

繁殖

繁殖形態は胎生。オスは氷上でメスの頸部や肩部に噛みつき、交尾を迫る。主に氷上で9-10月に1回に1頭の幼獣を産む。メスは20世紀半ばには約4年で性成熟していた。近年は2年半で性成熟する。

人との関わり

競合相手であったクジラが人間の乱獲により激減したため、獲物の量が増加したと考えられている。同様の理由により生息数自体も急増している。現在の生息数は1500万頭とも4000万頭とも推定されている。

この解説は Wikipedia 日本語版「カニクイアザラシ」(版 110395011)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 153,659 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

写真