ヤマネ

Glirulus japonicus (Schinz, 1845)
ヤマネ
Photo: Katuuya / CC BY-SA 3.0 · Wikimedia Commons1 / 6

解説

食性

ヤマネは雑食性であり、主に昆虫を食べる。摂取する昆虫にはヤママユ、セミ、トンボ、カナブン、ニセノコギリカミキリなどが含まれる。クモや果実も食べるが、果皮は残して中身のみを食べている。果実としてはアケビ、サルナシ、ヤマブドウなどを好む。繊維質の多い食品や固いクルミなどは苦手である。

行動

ヤマネは夜行性であり、樹上棲である。細い枝をぶらさがりながら移動し、枝間を跳躍したり後肢だけでぶら下がることもある。尾を強く掴むと周辺の体毛と皮膚が抜け落ち、骨だけが残る。尾は一度抜けると二度と生えてこない。平均気温が9℃以下になると冬眠する。

社会

浅間山麓個体群ではオス2ヘクタール、メス1ヘクタアール弱の行動圏内で生活するという報告例がある。複数個体が集まって冬眠することが多い。オスは子育てをせず、メスが巣を築く。

繁殖

ヤマネは胎生で、飼育下では冬眠明け2週間後に交尾する。妊娠期間は平均33日で、1回に3〜5頭(最大7頭)の幼獣を産む。幼獣は生後10〜15日で開眼し、20日頃から自分で食物を食べるようになる。寿命は3年だが、飼育下では8年に達することがある。

人との関わり

丸まって冬眠する様子からマリネズミ、コオリネズミの俗称がある。林業に携わる人々は、ヤマネを山の守り神として大切にしてきた。日本では1975年に国の天然記念物に指定されている。

この解説は Wikipedia 日本語版「ヤマネ」(版 110678349)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 10 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

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