アジアゾウ

Elephas maximus Linnaeus, 1758
アジアゾウ
Photo: Yathin S Krishnappa / CC BY-SA 3.0 · Wikimedia Commons1 / 8

解説

食性

大型草食動物であり、一日に最大150kgの植物を食べる。主に草を食べるが、木の枝や葉、樹皮、根、果実なども食べる。少なくとも112種の植物を食べ、一般的にはアオイ目が餌となる。

行動

薄明薄暮性である。一日に少なくとも一回は水を飲み、水場から遠く離れることは無い。一日に80–200Lの水を必要とし、水浴びにはさらに多くの水が必要となる。土を掘って粘土やミネラルを補給することもある。食物を求めて放浪するが、近年では生息地の破壊により季節的な移動でも30 - 40kmに限られる。

社会

雌と幼獣は群れを作り、雄は青年期になると母親の元を離れる。雄は単独で生活するが、一時的に独身の雄が群れを作ることもある。群れに発情した雌がいる場合は雄も加わる。個体間の社会的な結びつきは、アフリカゾウよりも弱い傾向にある。

繁殖

繁殖はフェロモンの産生と検出によって始まる。雄は発情した雌を巡って争うが、激しく争う事は稀である。妊娠期間は18–22ヶ月で、通常は1頭の子が生まれ、双子は珍しい。出産時の体重は約100kgで、最長で3年間母親から授乳される。雌は子供が離乳するまで再び繁殖しないため、繁殖周期は4-5年となる。

人との関わり

生息地の喪失や分断により、人間とゾウの衝突が増加している。人口増加や大規模な開発、不十分なガバナンスが衝突の要因となっている。日本では2025年現在、32施設で合計86頭が飼育されており、国内での繁殖は17例ある。ミャンマーでは野生の幼獣が違法にタイへ輸出され、観光産業で利用されている。

この解説は Wikipedia 日本語版「アジアゾウ」(版 111175739)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 11,696 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

動画

  • 【東山動植物園公式】アジアゾウ親子が大木をもらう《 アジアゾウ ゾウ 》#shorts

    東山動植物園

  • 【東山動植物園公式】ある日のアジアゾウ舎のバックヤード《 アジアゾウ ゾウ 》

    東山動植物園

  • フィーダーを転がして摂餌するアジアゾウのアヌーラ:多摩動物公園

    東京ズーネットYouTubeチャンネル

  • 埋められた餌を食べるために前足で砂を掘るアジアゾウのアマラ(0.5秒間隔のタイムラプス撮影を0.5秒間隔のまま再生):多摩動物公園

    東京ズーネットYouTubeチャンネル

  • 王子動物園 アジアゾウの様子

    神戸市立王子動物園公式

  • のんびりアジアゾウ

    【公式】京都市動物園チャンネル

写真

亜種

  • Elephas maximus indicusG. Cuvier, 1798
  • Elephas maximus maximusLinnaeus, 1758
  • Elephas maximus sumatranusTemminck, 1847