ドブネズミ

Rattus norvegicus (Berkenhout, 1769)
ドブネズミ
Photo: National Park Service / パブリックドメイン · Wikimedia Commons1 / 8

解説

食性

雑食性ではあるが、魚介類や肉など動物質のものを好んで食べる。高蛋白質の餌を食べ、その代謝終産物である窒素を尿として排出するために、水分を多く摂取しなければならない。死んだ動物質でなく、小動物を捕食する習性も持つ。

行動

主に薄暮性で、活動は一般に日の入り直前と日の出直後にピークとなるが、安全な場所では昼間も活動する。市街地では、下水、台所の流し、ゴミ捨て場、地下街、食品倉庫など、水が十分に摂取できる、比較的湿った場所を好む。泳ぎも得意で、しばしば水中に飛び込む。23-116kHzの超音波を発してコミュニケーションを行う。

社会

順位性やなわばり性が認められている。

繁殖

1年中繁殖するが、春秋にピークがある。妊娠期間は21-24日。胎児数は1-18子で、平均8-9子を産む。子は生後20日ほどで離乳し、8-12週で性成熟する。

人との関わり

ドブネズミはかつて日本家屋の台所や下水道に生息し、クマネズミとは生活場を分けた。都市化により湿った場所を好むドブネズミが勢力を広げたが、1970年代以降高層ビル建築で乾燥した高い場所を好み登攀力に優れたクマネズミが目立つようになった。現在は屋根裏にクマネズミが生息し、再開発により地中のドブネズミが都心へ出てきて繁華街でも見られるようになった。1977年にはドブネズミが生後33日の人間の赤ちゃんをかみ殺す事故があった。

この解説は Wikipedia 日本語版「ドブネズミ」(版 110931231)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 250,002 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

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