オガサワラオオコウモリ
Pteropus pselaphon Lay, 1829
解説
食性
食性は植物食で、ヤシ類などの葉、ガジュマル・グアバ・シマグワ・タコノキ・バナナなどの果実、花の蜜などを食べる。父島では食性の80 %以上を、外来種や栽培種が占める。2007年に南硫黄島で行われた調査では、シマオオタニワタリ・ナンバンカラムシ・タコノキの果実を食べた観察例がある。2017年に南硫黄島で行われた調査では、ハチジョウススキの茎を食べた例も報告されている。
行動
夜行性で、昼間は樹上にぶら下がり休む。南硫黄島個体群は、昼間も活動するという報告例もある。冬季になると休む際に群れを形成する。
繁殖
繁殖様式は胎生。1 - 3月に交尾を行う。南硫黄島では、6月に妊娠したメスの発見例がある。初夏に1回に1頭の幼獣を産むとされる。
人との関わり
バナナ・マンゴー・柑橘類などを食害したり、傷つける害獣とみなされている。宅地開発による生息地の破壊、食用の狩猟、観光客による撹乱、農作物防護用の網に絡まるなどの理由により生息数が減少した。1996 - 2002年に防護用ネットに少なくとも31頭が絡まり、そのうち3頭は死亡している。父島では外来種や栽培種への依存性が高いため、防除対策が徹底した場合には飢餓に陥る可能性もある。1990年にオオコウモリ属単位でワシントン条約附属書IIに掲載されている。
この解説は Wikipedia 日本語版「オガサワラオオコウモリ」(版 107190495)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0
分布
記録が少ない多い
観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 28 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF
写真

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