マッコウクジラ

Physeter macrocephalus Linnaeus, 1758
マッコウクジラ
Photo: Gabriel Barathieu / CC BY-SA 2.0 · Wikimedia Commons1 / 8

解説

食性

主な食性はイカ類であり、ヤリイカやダイオウイカなどを捕食する。スケソウダラやメヌケ、フリソデウオ科やツノザメ科などの大型深海魚類も餌となる。年間で9千万トン - 2億2千8百万トンの摂餌量が推計される。イカは主に中深層に生息するクラゲイカなどであり、人間の食用種ではない。ウバザメ、オンデンザメ、アオザメなどの大型魚類も捕食していると考えられる。

行動

群れごとに独自のクリック音(コーダ)を持つ。雌と子供から成る群れがシャチなどの天敵に対して対策を講じる。

社会

マッコウクジラは家族の絆が強く、特にメスと子供の結束が強い。雌や子供の群れが危険にさらされた際には雄が救出に来る。オスは通常単独行動し、若い雄同士でグループを形成する。雄はハーレムによって複数の雌と交尾するが、子育てには参加しない。

繁殖

メスは6歳から13歳で成熟し、妊娠期間は少なくとも12か月、最長で18か月。子育ては2 - 3年続く。出産は5年に一度しか行わない。寿命は77 - 80歳に達することがある。

人との関わり

著名な個体の例として「モカ・ディック」や「淀ちゃん」が存在する。本種の歯は象牙法の対象生物リストに追加され、規制対象となった。ホエールウォッチングが世界中で盛んになり、本種も観察の対象とされる。カイコウラやドミニカ国などでマッコウクジラを対象としたホエールウォッチングが発展してきた。日本列島では知床半島や房総半島などでのホエールウォッチングが行われてきた。

この解説は Wikipedia 日本語版「マッコウクジラ」(版 111029704)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 125,211 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

動画

  • 【マッコウクジラ 生体模型×骨格標本】科博の穴場紹介します #マッコウクジラ #骨格標本 #生体模型 #国立科学博物館 #科博 #shorts

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写真