ハクビシン

Paguma larvata (C. E. H. Smith, 1827)
ハクビシン
Photo: Denise Chan from Hong Kong, China / CC BY-SA 2.0 · Wikimedia Commons1 / 8

食性

主にイチジク、カキ、ナシ、バナナ、マンゴー、ミカンなどの果実を食べる。昆虫、甲殻類、ムカデ、ミミズ、鳥の卵、ナメクジ、ヒヨドリなども食べる。

行動

夜行性で、昼間は住処に潜んでいる。電線を伝って移動することもある。外敵に襲われると肛門腺から臭いのある液を分泌して、威嚇する。

繁殖

年に1回出産し、出産する季節に決まりはないが、夏から秋にかけて多く産む傾向がある。妊娠期間は2ヶ月で、2 - 3頭を出産する。仔を産む年齢は生後10ヶ月以降。

人との関わり

中国語名には果子狸や花面狸などがあり、中国南部では広東料理などに食材として用いられる。中国ではニンニクや醤油などを用いて濃厚な味にするのが普通で、満漢全席にも「梨片果子狸」という料理が登場した。日本ではトウモロコシやカキなどの畑作物を食害する害獣とみなされ、家屋に侵入して生活被害を与えることがある。SARSの自然宿主ではないものの、伝染媒体として疑われたため中国で流通が禁止された。日本では鳥獣保護法により狩猟獣に指定されており、特定外来生物には指定されていない。

この解説は Wikipedia 日本語版「ハクビシン」(版 110190557)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

亜種

  • Paguma larvata annectensRobinson & Kloss, 1917
  • Paguma larvata grayi(Bennett, 1835)
  • Paguma larvata larvata(C. E. H. Smith, 1827)
  • Paguma larvata leucocephalaGray, 1865
  • Paguma larvata leucomystax(Gray, 1837)
  • Paguma larvata tytlerii(Tytler, 1864)