オオアリクイ

Myrmecophaga tridactyla Linnaeus, 1758
オオアリクイ
Photo: Malene Thyssen / CC BY-SA 3.0 · Wikimedia Commons1 / 8

解説

食性

食虫動物であり、主にアリやシロアリを食べる。獲物の匂いを頼りに追跡し、巣を見つけると爪で破壊して昆虫を捕る。1つの巣での摂食時間は1分ほどだが、1日に最大200の巣を攻撃する。甲虫やセイヨウミツバチの幼虫も餌とする。果実を食べることもある。

行動

1日で平均3,700mの距離を移動する。暖かい時期は主に夜行性であるが、気温が下がると昼行性になる。地面に浅い窪みを掘って休息し、体を丸めて眠る。水浴びをしたり、広い川を泳いで渡ったりすることもある。木登りも可能で、餌を探してシロアリ塚や木に登ることがある。

社会

幼獣と母親以外はほとんど単独で生活する。肛門腺からの分泌物と、木に付けた痕跡でマーキングを行う。雌は雄よりも個体間に寛容であり、距離も比較的近い。雄は闘争行動をとる傾向があり、戦闘には格闘や爪による斬り合いが含まれる。

繁殖

オオアリクイは一年中繁殖し、発情期は50-60日周期である。妊娠期間は170-190日で、1頭の幼獣を産む。雌は直立した状態で出産し、子育ては雌のみが行う。出生時の体重は1-2kgで、最初の6日間は目を閉じている。生後10ヶ月でグルーミングと授乳は終了し、幼獣は母親から離れる。

人との関わり

ワシントン条約の付属書IIに掲載され、国際取引は制限されている。総個体数は過去3世代にわたって30%以上減少した。総個体数は5000頭未満と推測されている。1994年にブラジルのエマス国立公園で発生した山火事により、約340頭が死亡した。

この解説は Wikipedia 日本語版「オオアリクイ」(版 106522553)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 10,816 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

動画

  • 【東山動植物園公式】暑くなってきました〜オオアリクイの水浴び〜《 オオアリクイ アリクイ 》

    東山動植物園

  • 【東山動植物園公式】初夏ような北園の朝 《 シンリンオオカミ アメリカバイソン ヤブイヌ オオアリクイ 桜 スカイタワー 》

    東山動植物園

  • オオアリクイの鳴き声 Listen to the unique vocalizations of the giant anteater

    神戸市立王子動物園公式

  • オオアリクイ 餌やりの様子 Feeding time for the giant anteater

    神戸市立王子動物園公式

  • Tracking the Elusive Giant Anteater in Guyana | BBC Earth

    BBC Earth

  • Never Before Seen Giant Anteater Behaviour | The Dark: Nature's Nighttime World | BBC Earth

    BBC Earth

写真

亜種

  • Myrmecophaga tridactyla artataOsgood, 1912
  • Myrmecophaga tridactyla centralisLyon, 1906
  • Myrmecophaga tridactyla tridactylaLinnaeus, 1758