ドーベントンコウモリ
Myotis daubentonii (Kuhl, 1817)
解説
食性
主として昆虫を捕食する。バイカル湖周辺では水生または半水生の昆虫が主要な餌源である。ハエ目、トビケラ目、カゲロウ目、ハチ目、チョウ目の外骨格片が確認されている。ヨコエビ類も捕食するが、量的には昆虫の残骸が優勢である。
行動
日中のねぐらとして樹洞や橋梁などの人工構造物を利用する。北海道では下水道、カルバート、樋門、橋梁などの場所をねぐらとして利用する。札幌市では橋梁下面で最大20個体近い集団が観察される。韓国でも橋梁の下などでねぐらを利用している。冬眠時は洞窟や廃坑などの地下空間を利用する。
社会
札幌市では捕獲された個体はすべて雄であった。韓国では橋梁の下などで複数個体が共存している。
繁殖
日本での繁殖生態については情報が限られている。石狩川周辺で繁殖している可能性が指摘されている。繁殖ねぐらとして樹洞を利用する可能性も示されている。幼獣は授乳中であることが確認された。繁殖期には樹洞を利用する可能性がある。
人との関わり
河川改修、河畔林の消失、橋梁・水路などの改築が地域個体群の生息環境に影響する可能性がある。
この解説は Wikipedia 日本語版「ドーベントンコウモリ」(版 110899646)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0
分布
記録が少ない多い
観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 282,135 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF
写真

Photo: Gilles San Martin from Namur, Belgium / CC BY-SA 2.0 · Wikimedia Commons 
Photo: 作者不明 / パブリックドメイン · Wikimedia Commons 
Photo: Gilles San Martin / CC BY-SA 4.0 · iNaturalist 
Photo: Alexander A. Fomichev / CC BY 4.0 · iNaturalist 
Photo: Gilles San Martin / CC BY-SA 4.0 · iNaturalist