カニクイザル

Macaca fascicularis (Raffles, 1821)
カニクイザル
Photo: Jakub Hałun / CC BY-SA 4.0 · Wikimedia Commons1 / 8

解説

食性

食性は雑食である。植物の果実や種子を主な餌としている。海岸やマングローブ林に生息する個体はカニ類も食べる。

社会

群れには通常2-5頭のオスが含まれる。群れの大きさは餌の豊富さなどに依存する。群れでのランクは成熟したオスがメスより上位となる。群れで生活し、通常5-60頭の群れを作る。

繁殖

メスの妊娠期間は167-193日である。子ザルの出生時の体重は約350gである。

人との関わり

顎関節の形態などヒトに類似する点が多く、同一条件での飼育が可能なため、形態的な研究や投薬研究の際の実験動物として用いられることがある。宇宙飛行のテスト動物として宇宙船に搭乗させられることがある。各地で導入・野生化したカニクイザルが農作物に被害を与える事例があり、世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。エボラウイルスやエムポックス、Bウイルス感染症の媒介者として知られる。一部の地域では信仰の対象とされることがある。

この解説は Wikipedia 日本語版「カニクイザル」(版 109967704)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 19,799 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

写真

亜種

  • Macaca fascicularis atricepsKloss, 1919
  • Macaca fascicularis aureaI. Geoffroy Saint-Hilaire, 1831
  • Macaca fascicularis condorensisKloss, 1926
  • Macaca fascicularis fascicularis(Raffles, 1821)
  • Macaca fascicularis fuscaMiller, 1903
  • Macaca fascicularis karimondjawaeSody, 1949
  • Macaca fascicularis lasiae(Lyon, 1916)
  • Macaca fascicularis tuaKellogg, 1944
  • Macaca fascicularis umbrosaMiller, 1902