カグラコウモリ

Hipposideros turpis Bangs, 1901
カグラコウモリ
Photo: 林正文(lin-chen-wen) / CC BY 4.0 · Wikimedia Commons1 / 5

解説

食性

昆虫を食べるが、主に甲虫を食べる。

行動

昼間は洞窟を隠れ家として利用する。洞窟の天井に1頭ずつのなわばりを作り、体を接触させずに一定の間隔を保ってとまる。森林内で採食を行うことを好み、草原や農耕地などの開けた環境は移動経路としても好まない傾向がある。ねぐらの近くに適した採食場所がない時は、集団で列をなして5キロメートル以上離れた場所まで移動してから分散して採食することもある。

社会

1,000頭をこえる大規模な群れを形成する場所もある。西表島の大富地区では、15,000頭以上の大規模な集団が生息する。

繁殖

繁殖様式は胎生。6月に1回に1頭を産む。幼獣は35日ほどで飛翔できるようになる。哺育期間は、他のコウモリより2倍ほど長く2ヶ月間である。

人との関わり

波照間島では「イシャリ」という方言名がある。西表島では「キシャラ」という方言名があるが、これは小型コウモリ類全般を指す。宅地開発や土地開発・観光開発によりねぐらとなる洞窟が破壊される懸念がある。洞窟内の環境の変化や洞窟周辺の森林の減少が懸念されている。洞窟周辺のエコツアーによる攪乱が懸念されている。

この解説は Wikipedia 日本語版「カグラコウモリ」(版 106840000)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 21 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

写真