マサイキリン

Giraffa tippelskirchi Matschie, 1898
マサイキリン
Photo: Bjørn Christian Tørrissen / CC BY-SA 3.0 · Wikimedia Commons1 / 8

解説

食性

食物の葉から摂る水分のみで、水を飲まなくても生きていくことができる。食性は植物食で、主にアカシア属・シクンシ科などの木の葉、若芽、小枝などを食べる。アカシアなどの棘のある食物は舌や唇でよりわけ、口内では粘着性の唾液で覆った後に溝のある口蓋で押し潰して飲み込む。時おり小鳥などの小動物を食べることもある。

行動

通常は直立したまま休息や睡眠を行うが、安全が確保されていれば2 - 3時間にわたり座って休むこともある。眠りが深くなると首は丸めて体に乗せる。1日の睡眠時間は諸説あるが、眠りが深くなった姿勢をとるのは1日に3 - 4分、長くても10分とされる。捕食者はライオンが挙げられ、オスライオンには成獣が、メスライオンには成獣と幼獣が主に狙われる。主に薄明・薄暮時に採食を行い、昼間は反芻を行う。

社会

構成や個体数が変動する繋がりの緩い10 - 20頭程度の群れで生活している。行動圏が他の個体と重複した場合は、それらの個体と群れを形成する。幼獣同士で群れを形成する傾向があり、オスは若獣のみで群れを形成し生後3 - 4年で産まれ育った行動圏から移動する。オス同士は背比べにより優劣を決定し、若齢個体では首をぶつけ合うネッキングによって争う。

繁殖

妊娠期間は453〜464日で、出産間隔は平均20か月である。幼獣は出産時に2メートルの高さから落下するが、体を弓状にしなることで衝撃を和らげる。授乳期間は10か月であり、生後2週間で植物質を食べるようになる。セレンゲティ国立公園では生後3か月以内の死亡率が50 %である。

この解説は Wikipedia 日本語版「キリン」(版 111200941)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 5,726 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

写真

亜種

  • Giraffa tippelskirchi thornicroftiLydekker, 1911
  • Giraffa tippelskirchi tippelskirchiMatschie, 1898