スマトラサイ

Dicerorhinus sumatrensis (G. Fischer [von Waldheim], 1814)
スマトラサイ
Photo: Charles W. Hardin / CC BY 2.0 · Wikimedia Commons1 / 4

解説

食性

樹皮、木の枝、葉、イチジク類・マンゴーなどの果実、タケノコなどを食べる。

行動

活発に行動するのが夕方から午前中という生活サイクルである。昼間は水浴びや泥浴びをしたり日陰で休息する。夜間は採食などを行う。沼田場と餌場を往復する傾向が強い。斜面や崖を素早く登ることができる。

社会

基本的には単独性が強く、単独やペアもしくはその幼獣からなる家族群を形成し生活する。

繁殖

繁殖形態は胎生である。妊娠期間は約8か月という報告例があるが疑問視されている。3 - 4年に1回の頻度で1頭の幼獣を産むとされる。授乳期間は16 - 17か月である。オスは生後10年程、メスは生後6 - 7年程で性成熟する。

人との関わり

角が工芸品とされたり、科学的に裏付けされていないにも関わらず薬用と信じられてきた。角目的の密猟やプランテーションへの転換、道路やダムなどの建設による生息地の破壊が生息数の激減を引き起こした。生息地の破壊は負の相乗効果を発生させ、森林伐採や密猟を加速させてきた。個体群の分断により近親交配による免疫力の低下などのリスクが増加している。角などの規制・密猟者の取り締まり・監視の強化や緑の回廊の構築などが保護対策として挙げられている。

この解説は Wikipedia 日本語版「スマトラサイ」(版 106365072)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 10 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

写真

亜種

  • Dicerorhinus sumatrensis harrissoni(Groves, 1965)
  • Dicerorhinus sumatrensis lasiotis(Buckland, 1872)
  • Dicerorhinus sumatrensis sumatrensis(G. Fischer [von Waldheim], 1814)