カワネズミ
Chimarrogale platycephalus (Temminck, 1842)
解説
食性
魚類や水生昆虫、ヒル、サワガニ、カワニナなどを食べる。水生昆虫が98.6 %(カゲロウ類の幼虫84.2 %、カワゲラ類の幼虫37.4 %)含まれている。次いで魚類が10.6 %含まれ、ミミズ・ヒル・ハリガネムシ(各4例ずつ)、サンショウウオ類(3例)も少数が発見された。山梨県の観察ではブユ・ユスリカ類の幼虫からカエル・魚類など様々な大きさの獲物を食べる。糞には陸生無脊椎動物のクモも平均30 %含まれ、冬季で増加傾向があった。
行動
昼夜問わず活動する周日行性だが、夜間の方がより活動するという報告もある。
繁殖
主に2 - 6月に1 - 6頭の幼獣を産む。10 - 12月に出産することもある。3年以上生存した例も確認されている。
人との関わり
ダム・堤防建設や河川改修などの土木工事により生息数が減少している。水質汚染や土木工事が原因で生息環境が破壊されている可能性がある。九州地方では生息確認率が低く分布の分断化が進んでいる。1950年代に捕獲例があった地域でも現在は生息が確認されていない。
この解説は Wikipedia 日本語版「カワネズミ」(版 108606760)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0
分布
記録が少ない多い
観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 14 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF