ニホンジカ

Cervus nippon Temminck, 1838
ニホンジカ
Photo: Altaileopard; modified by Wildfeuer / CC BY-SA 3.0 · Wikimedia Commons1 / 8

解説

食性

食性は植物質の強い雑食性である。地域によって食物は若干異なり、落葉広葉樹林に生息する個体群はイネ科の草本、ササ類の葉、木の葉、堅果、樹皮などを食べる。常緑広葉樹林に生息する個体は周年木の葉を食べる。雪が深いと地上のものではなく樹皮などを食べる。無積雪期でも下層植生に乏しい場合には枯葉やササの茎などの栄養的には魅力のないものを食べる。

行動

生活リズムは安定しないとも言われるが、日出及び日没前後の時間帯が活発になる。

社会

通常は雌雄分かれて群れを作って行動する。開けた草原などでは大規模な群れを、森林では小規模で流動的な群れを形成する。メスの群れは母系集団で、群れで産まれたメズとその母親で構成される。

繁殖

繁殖様式は胎生。9月下旬から11月に交尾を行う。妊娠期間は約230日。5月下旬から7月下旬に1頭の幼獣を産む。オスは生後1 - 2年で群れから独立する。

人との関わり

ニホンジカは日本列島で唯一生き延びた大型動物である。イノシシとの扱いには差があり、縄文時代から弥生時代にかけてその違いが見られる。古代日本では鹿の骨を用いた占いが行われており、太占と呼ばれる風習がある。

この解説は Wikipedia 日本語版「ニホンジカ」(版 111156818)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0

分布

記録が少ない多い

観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 17,346 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF

動画

  • 授業に活かせる動画集:きせつと生物(ニホンジカの一年①毛のへん化)

    東京ズーネットYouTubeチャンネル

  • 授業に活かせる動画集:きせつと生物(ニホンジカの一年②角のへん化)

    東京ズーネットYouTubeチャンネル

  • Tense Sika Deer Battle for Dominance | 4K UHD | Wild Japan | BBC Earth

    BBC Earth

写真

亜種

  • Cervus nippon centralisKishida, 1936
  • Cervus nippon grassianus(Heude, 1884)
  • Cervus nippon kopschiSwinhoe, 1873
  • Cervus nippon mandarinusMilne-Edwards, 1871
  • Cervus nippon mantchuricusSwinhoe, 1864
  • Cervus nippon nipponTemminck, 1838
  • Cervus nippon pseudaxisGervais, 1841
  • Cervus nippon sichuanicusGuo, Chen & Wang, 1978
  • Cervus nippon taiouanusBlyth, 1860
  • Cervus nippon yesoensis(Heude, 1884)