オオカミ
Canis lupus Linnaeus, 1758
食性
オオカミは肉食であり、シカ、イノシシ、野生のヒツジやヤギ、バイソンなどの有蹄類を狩る。餌が少ないと人間の生活圏で家畜や残飯を食べる。
行動
オオカミは群れ全体が関与する場合もあるが、実際に獲物を追跡・仕留める主な役割を担うのは繁殖ペアまたは少数の個体である。最高速度の時速70キロメートルなら20分間、時速30キロメートル前後なら7時間以上獲物を追い回す事ができる。追いかける途中で諦める事が多く、リカオンなどと比べると諦めやすい性格といえる。大きな獲物を狩る時は群れで行動する。通常は長時間の追跡を行い獲物の群れのうち弱い個体を捕まえる。
社会
オオカミは雌雄のペアを中心とした平均4‐8頭ほどの社会的な群れ(パック)を形成する。群れはそれぞれ縄張りを持ち、広さは食物量に影響され100‐1000平方キロメートルに及ぶ。群れの個体の多くは繁殖ペアの子どもや兄弟姉妹などの血縁個体であるが、成長した若い個体が群れを離れて分散し、別の群れに加わる場合もある。
繁殖
繁殖は一夫一妻型で群れの最上位のペアのみが行うが、例外的に他の個体が繁殖することもある。交尾は一般に1月~3月頃に行われる。妊娠期間は60 - 63日、平均4 - 6頭の子を産む。雌は巣穴を作りそこで子育てを行う。
人との関わり
オオカミは人間が草食動物を奪ったため家畜を襲い、害獣として駆逐され絶滅した地域がある。再導入された地域では生態系の回復効果は明確でないことが示されている。日本ではオオカミを眷属として祀る神社があり、五穀豊穣や獣害よけなどのご利益が信じられた。古くから狼信仰が存在し、『日本書紀』には「かしこき神(貴神)」と記述され神格化された。
この解説は Wikipedia 日本語版「オオカミ」(版 110194993)を元に作成しています。CC BY-SA 4.0
記録が少ない多い
観察記録の位置(GBIF に集まった記録。分布域そのものではない)
化石と、飼育中の個体として登録された記録は除いています。動物園などの記録が一部含まれる場合があります。
データ: GBIF.org(観察記録 219,086 件) / 地図: © OpenStreetMap contributors © OpenMapTiles / GBIF
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亜種
- Canis lupus albusKerr, 1792
- Canis lupus arabsPocock, 1934
- Canis lupus arctosPocock, 1935
- Canis lupus baileyiNelson & Goldman, 1929
- Canis lupus chancoGray, 1863
- Canis lupus columbianusGoldman, 1941
- Canis lupus cubanensisOgnev, 1923
- Canis lupus hattaiKishida, 1931
- Canis lupus hodophilaxTemminck, 1839
- Canis lupus italicusAltobello, 1921
- Canis lupus lupusLinnaeus, 1758
- Canis lupus nubilusSay, 1823
- Canis lupus occidentalisRichardson, 1829
- Canis lupus pallipesSykes, 1831
- Canis lupus signatusCabrera, 1907